ノマドのひとりごと

2010/03/09 「火災被害があった建物相談事例」

「火災被害があった建物相談事例」

年が明けてから、はじめての「ひとりごと」です。年度末は忙しくて全く書けなかった・・・毎年のことですが、建築業界は不況であっても、この時期だけはおかしくなりますね。
ところで、昨年末に「火災調査」についてちょっとふれましたが、どんなものだったのか、少しお話しします。(個人情報に触れない程度に・・・)
今回の調査は、昭和40年代建設の鉄筋コンクリート造の建物で火災があったのですが、その後の問題として、火災により、コンクリート圧縮強度が低下したのではないか調べてほしいとの相談でした。
目視調査においては、甚大な被害があるようには思いませんでしたが、定量的に問題がなかったことを証明するために、物理的な試験は行うことをおすすめしました。その理由は、マンションを売買するときに重要事項説明を行いますが、このような履歴も説明することが想定されますので、問題がなかったことの試験結果が付いていた方が、客観的に証明できるからです。
つまり資産価値の守る手段として提案したのです。
試験結果として、この建物は、火災による構造に影響を及ぼすほどの被害はなかったとして証明されました。よかったですね。
皆さん!火には気をつけましょうね。

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▲ 火災被害現場写真