2008/05/28 | 「木造住宅耐震診断の現地調査」 |
昭和56年5月以前に建設された建物については、現在の耐震設計の基準と違うため、安全性を確かめるよう指導されていますので、「耐震診断」することをおすすめしています。
先だっても、昭和45年建設の木造住宅を診断することになり、現地調査を行いましたが、これが実は、けっこう大変です。
設計図面があったとしても、図面通りなのかを確かめなければなりませんので、床下にもぐったり、小屋裏にあがったりします。
私は虫が苦手なので、相当覚悟して床下にもぐりますが、一応、お客様には「ヘビはいないですよね?」「ねずみはいないですよね?」「シロアリ駆除してないですよね?」など聞きますが、どれかしら該当しているとドキドキしてしまいます。(かといってもやめることはできませんが・・・)
別の建物の話ですが、調査をしていて終わり間際に小屋裏に巣のようなもの見つけたので、「これは何ですか?」と伺ったところ、「ハクビシンが出た」と聞いてびっくりしてしまいました。(最初に言ってほしかったです・・・)
このように調査は、ホコリにまみれたり、ドロだらけになったりして、かなり体力をつかいますので、終わったときはぐったりしてしまいますが、お客様から「ここまでやっていただいて・・・」と労いの御言葉をいただけると、仕事とはいえ、やはりうれしいものです。
▲ 床下の調査の様子
▲ 屋根裏での調査の様子