ノマドのひとりごと

2014/04/17 (一社)神奈川県建築士事務所協会川崎支部香港見学ツアー

(一社)神奈川県建築士事務所協会川崎支部香港見学ツアー

香港に行くのは、25年前ぶりです。返還前のことですので、空港も変わりましたし、有名な九龍城砦は、取り壊されていました。
以前よりも都会的で、活気にあふれているように思いました。
タワービルの建設もすごいですね。スカイ100は、高さ484m。展望台も見学しました。

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▲ 香港理工大学「イノベーション・タワー」2013年建設 設計ザハ・ハディド

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▲ 左:中国銀行 1990年建設 設計イオ・ミン・ペイ 右:香港銀行 1985年建設 設計ノーマン・フォスター!

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▲ 左:香港スカイ100 2010年建設

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▲ ペニンシュラホテル

ペニンシュラホテルは、残念ながら宿泊はできませんでしたが、お茶を飲みました。夜景もきれいでした。

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▲ オープントップバスから見た香港

ガイドさんから聞いた、香港の働く女性のお話しは、おもしろかったです。
女性は、忙しいので料理はしないそうで、朝から外食とのこと。子供は、お金がかかるので、なるべくつくらない。子供がいる家は、ほとんどがメイドさんを雇っていて、子守、家事を任せている。メイドはフィリピンの方が多いようですが、月5万円程度だそうです。メイドさん達は、休日になると、公園に集まって一日中過ごすので、ちょっと見ると、占拠されているような感じになるそうです。(その状況は見ましたが、すごい数でした。)
25年前の旅行で、香港は、女性が少ないので、男性にチヤホヤされる。だから気が強い女性が多い、と聞いていた話をしたところ、ガイドさん曰く「今は、女性と男性の比率は、本国から嫁に来る女性がいるため、ほぼ、同じになりました。でも、やっぱり香港の女性は、気が強い」とのことでした。(この本国からの嫁の話も、深い話でした。)
イギリスから中国に返還されて、一時期、香港のお金持ちは、一斉に、外国に引っ越していきましたが、状況が変わらないことが分かって、今、戻ってきているそうです。ただ、その戻ってきた家族の子供は、外国で生まれているため、漢字が読めないことが多く、学校では、広東語、北京語、英語を学びますので、大変だそうです。
香港の人は、自分を「香港人」と思っている。という話も、このような事情から見ても、特殊な感じがして、納得。ですね。
こういった世間事情の話を聞きながら、建物、街並みの変化を見学し、都市の移り変わりを見たような旅行でした。
日本、東京も、外国人から見れば、同じような印象を持つのでしょうね。
そんなことを思いながら、来年は、どこに行こうかな?なんて、もう考えています。