2015/02/24 | 私がマンション設備配管改修を多く係わる理由 |
私の専門は「建築設計」ですが、マンションの長期修繕計画において、設備配管改修は、重要なポイントですので、改修コンサルタントとして、係わらせていただいております。
特に、今年は、多くの設備改修のコンサル、工事監理を行ないました。
現在も、給水管更生工事1件(川崎市)、給湯管更新工事1件(渋谷区)、雑排水管更生工事2件(渋谷区・川崎市)、給水方式変更1件(逗子市)で、工事中だったり、施工者選定中の案件もあり、実は、建築改修工事の件数より、多い状況です。
設備改修を実施するのは、専有部内工事も発生するため、居住者の負担が大きく、準備にかける労力は、建築工事の比ではありません。
よって、設備改修の工法の選定、施工者の選定には、時間をかけて、管理組合の皆さまと検討しながら、進めていくことが、成功につながっています。
私が、設備改修工事を多くやらせていただくのは、建築改修工事に比べると、目に見えて変わるところが少ないので、地味に見えるかもしれませんが、設備配管改修工事が完了した後は、居住者の皆さまが、これで安心して生活が送れるという満足感が伝わってきて、それは、工事に係わったものにとっては、他にないほどの達成感があるのです。 私にとっては、大好きな仕事のひとつです。